株価ではなく、「構造」という視点から企業を読む
この企業図鑑は、
「どの企業が割安か」「今後どれが伸びるか」を教えるためのものではありません。
企業がどのような構造によって“生き残り続けているか”
その一点を見に行く図鑑です。
なぜ「比較」から始めないのか
一般的な企業分析は、売上成長率、利益率、PER、ランキングといった横並びの比較から始まることが多いと思います。それ自体は有用ですが、それだけでは見えにくいものがあります。
- ● なぜこの企業は不況でも崩れにくいのか
- ● なぜ価格競争に巻き込まれないのか
- ● なぜ代替されそうで、されないのか
この図鑑では、結果ではなく、その前段にある「仕組み」を見に行きます。
この企業図鑑で見ているもの
各記事で一貫して注目しているのは、次のような点です。
- どこに参入障壁があるのか
- 何が積み上がり、何が簡単に真似できないのか
- 環境が変わったとき、どう適応できる構造か
それは技術であることもあれば、制度・規格・現場の経験・ブランド・ポートフォリオの場合もあります。
企業ごとに、守られている場所が違う。 その違いを言葉にするのが、この図鑑の目的です。
カテゴリーについて
企業図鑑では、いくつかの「構造タイプ」に分けて企業を配置しています。ただし、これは企業をラベル付けするための分類ではありません。
- 同じ企業が、複数の構造を持つこともある
- 時代によって、主軸となる構造が変わることもある
カテゴリーはあくまで「どこを見ると、この企業が理解しやすくなるか」という視点です。違和感を持ったら、それは正解です。
どう読んでもらっても構いません
- 気になる企業から読む
- 知っている企業だけ拾い読みする
- 同じカテゴリーを並べて眺める
どんな読み方でも問題ありません。唯一おすすめするとすれば、結論よりも途中の説明に目を留めること。
「なるほど」と思えた部分が、あなた自身の投資判断や企業理解の軸になっていけば、この図鑑は役割を果たしたことになります。
最後に
企業は、予測通りには動きません。
ですが、構造には「比較的」持続性があります。
この企業図鑑が、企業を見るときの「ものさし」を一つ増やす存在になれば幸いです。
あとは、好きな企業から自由に眺めてみてください。
