相場環境と資産配分|重要経済指標から読み解くポートフォリオ戦略

ポートフォリオ運用の考え方と資産配分の整理
― 相場環境をどう捉え、どう反映しているか ―

本記事は、「資産運用株ラボ」におけるポートフォリオ設計・サテライト戦略・個別銘柄選定の前提となる考え方を整理した中心ページです。
以降の記事(サテライト比率、国ETF、新興国個別株)は、すべて本ページの考え方を土台に展開しています。

このページでは、私が相場環境をどのように捉え、実際のポートフォリオにどう反映しているかを整理しています。

短期的な相場予測や売買タイミングではなく、金利・為替・マクロ環境を前提にした資産配分の考え方を中心にまとめています。

基本スタンス

私の投資の前提は一貫してシンプルです。

  • 相場の上下を当てにいかない
  • 環境変化に「耐える構造」を作る
  • 資産全体のバランスを最優先する

そのため、短期売買や集中投資ではなく、
コア・サテライト戦略による分散と再現性(=環境が変わっても破綻しにくいこと)を重視しています。

現在の資産配分の全体像

コア資産:約55%

  • 金の現物:約30%
  • S&P500:約25%

インフレ、金融不安、通貨価値の変動など、
長期的なマクロリスクに耐えるための土台として位置づけています。

※ 金は「値上がりを狙う資産」ではなく、通貨・金融システムリスクに対する保険として保有しています。

サテライト資産:約45%

  • 欧州ETF:EPOL / EWG(各10%)
  • 日本株:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)10%
  • 新興国株:BSAC / NU / CIB / HDB / KYIV(各3%)

リターンの上積みを狙う領域ですが、
「分散されたテーマ投資」として組み込んでいます。

サテライト銘柄を選ぶ基準

サテライト資産は、単なる個別株の寄せ集めではありません。
以下の視点を満たすものに限定しています。

  • 金利・為替の影響を受けやすく、マクロ環境が反映されやすい
  • 国・地域分散が効いている
  • 長期的に金融・資本市場の成長が見込める

欧州ETF、新興国の金融株を組み込んでいるのは、
米国一極集中を避けるためであり、
「どこが一番伸びるか」ではなく、どこが相対的に耐久力を持つかを重視しています。

相場環境の捉え方について

相場環境の判断については、以下の記事で詳しく整理しています。

▶ 関連記事:
投資家が注目する最重要経済指標:市場の「変曲点」をどう読み解くか

製造業、雇用、インフレ、消費といった経済指標を通じて、
現在の市場サイクルをどのように判断しているかをまとめています。

このページでは結論としての資産配分を、
上記の記事では判断に至るプロセスを補足する関係です。

リバランスの考え方

ポートフォリオの見直しは、年1回を目安に行っています。

  • 資産配分の偏りが大きくなっていないか
  • 金利・為替・マクロ環境に大きな変化がないか
  • 想定していた前提が崩れていないか

頻繁な売買ではなく、
前提条件が変わったかどうかを確認する作業に近い位置づけです。

最後に

このページは、特定の投資手法を推奨するものではありません。
あくまで、私自身がどのように考え、どのように整理しているかの記録です。

相場に振り回されず、
長期で資産と向き合うための思考整理として、
必要なときに参考にしていただければ幸いです。


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サテライト資産45%の理由― コアを守り、環境変化を取り込むポートフォリオ設計 ―

以下の記事では、本ページの考え方を前提に、 個別テーマごとにもう一段深く掘り下げています。