セグメント情報の読み方
事業ごとの収益源を分解し、企業の「中身」を立体的に見る
前の記事では、PER・PBR・ROEといった株価指標から、 市場が企業をどう評価しているかを確認しました。
しかし、同じPERでも企業の中身はまったく異なることがあります。
そこで次に必要なのが、セグメント情報による分解分析です。
セグメント情報を読むことで、
「どの事業が稼いでいるのか」
「どこにリスクと成長余地があるのか」が明確になります。
セグメント情報とは?
セグメント情報とは、企業が展開している事業別・地域別に、 売上や利益を分けて開示した情報です。
例)トヨタ自動車の主なセグメント
・自動車事業
・金融サービス事業
・その他
👉 どの事業が企業価値を支えているかが一目でわかります。
なぜセグメント情報が重要なのか
- ●収益の柱:実際に利益を稼いでいる事業はどこか
- ●リスク構造:一極集中か、分散されているか
- ●成長エンジン:将来伸びそうな事業・地域はどこか
セグメント情報の基本的な読み方
- 売上高:規模感と主力事業を把握
- 営業利益:本当に稼いでいる事業か確認
- 利益率:収益性の差を比較
- 地域別:海外依存度・成長地域を見る
- 投資状況:将来への布石かどうか
⚠ セグメントの切り方は企業側が決めています。
都合よくまとめられている場合や、年度で変更される点にも注意しましょう。
まとめ:セグメント情報は企業分析の核心
セグメント情報は、企業の中身を分解するための顕微鏡です。
株価指標と組み合わせることで、
「なぜこの評価なのか」がはっきり見えてきます。
初心者向け投資講座|ステップ5
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セグメント情報で「企業の中身」を把握したら、 次は他社と比べてどうなのかを確認します。
同じ業界でも、収益構造・利益率・成長性は大きく異なります。 業界比較の視点を持つことで、 本当に強い企業が見えてきます。
※ 同業他社と比較することで、
「なぜこの会社が評価されているのか」が明確になります
